そうだったのか! 中国 (集英社文庫)

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  • 集英社 (2010年3月19日発売)
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池上彰の、中国現代史です。

中国が反日な理由、毛沢東の共産党、大躍進政策、文化大革命、国民党は台湾へ、チベット問題、鄧小平、一人っ子政策、香港返還、天安門事件、新疆ウイグル自治区問題、中国の格差、軍備。

2010年に出版されたものなので、現在の習近平国家主席になる前までの出来事です。

現在中国の経済は、GDP世界2位と、米国に次いで急成長を遂げています。
人口は日本の10倍。
世界中が中国に注目しています。

経済は資本主義だが、政治は中国共産党一党独裁体制という「社会主義市場経済」の名のもとに歩んでいます。

言論統制され、自由はないけれど経済が発展する世界が良いのか疑問です。

約13.9億人の国民。
地球上の人類の約5人に1人は中国人です。
多すぎるのも問題ですが、日本の人口は減っているので、未来を思い描くと不安は大きくなります。

とても読みやすくわかりやすい本です。
さすが池上彰。

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感想投稿日 : 2021年3月10日
読了日 : 2021年3月10日
本棚登録日 : 2021年3月10日

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