せつない。
この一言に尽きます。
美大生のみるめが、代理教師の20も年上の既婚者ユリに惚れてしまい、どうしようもなく愛しい気持ちがとてもせつなくかかれているお話です。
みるめもユリも、飾らないありのまま、感じたままの人というイメージで、2人ともお互いをとてもとても愛しています。
この先どうなっていくか、を真剣に考えていないというか、好きだから考えられないのか、自由なユリにみるめはふりまわされますが、それでも好きで好きで仕方がない気持ちが伝わります。
「会えなければ終わるなんて、そんなものじゃないだろう」
はなれたからといって、好きな気持ちは簡単には変わらないです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月23日
- 読了日 : 2020年5月23日
- 本棚登録日 : 2020年5月23日
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