伊坂幸太郎のデビュー作。下界から遮断された島が舞台。人語を操り未来が見えるカカシ。無残にも殺されてしまったそのカカシはなぜ自分の死を阻止できなかったのか。読み終わってみると『オーデュボンの祈り』というタイトルが秀逸。カカシはどんな思いで100年以上も、この島で、人間を見守ってきたのだろうか。カカシの気持ちを考えると胸が熱くなった。面白かった。
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- 感想投稿日 : 2014年6月17日
- 読了日 : 2014年6月17日
- 本棚登録日 : 2014年6月17日
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