実話を描き出すのは映画では本当に難しいような気がする。本質が足早に語られるだけで焦点はいつも違うところにあるような気がする。特にアメリカ作品はそういうのが多く感じる。「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「小説家を見つけたら」「永遠の僕たち」のガス・ヴァン・サント監督の作品ということもあり期待大でした。
「エレファント」
https://www.youtube.com/watch?v=htlsOf3PnGY
何度見てもえぐい!これが実際に起きた話というのが本当に驚きです。高校生がためらいもなく同じ学校の生徒たちに銃口を向け、引き金を引く…13人を殺し、24人が負傷。校舎に入る際の2人の犯人の武装姿を観ていると驚くべきことなのですが、まるでランボーですよ!あれだけの装備を高校生が揃えられるということはアメリカの銃社会の恐ろしさだけがクローズアップされ、事件の発端となったいじめ問題の取り扱いがほんの少しで真相に近づいているとも思えない。
実際も可能性は示唆されているものの、動機は不明とされている
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
ヒューマン
- 感想投稿日 : 2016年6月16日
- 本棚登録日 : 2016年1月27日
みんなの感想をみる