ヤザガクファッションショーの巻。
「このフェスティバルが終わっても あたし達はずっと繋がっていられるの?」という紫の独白が胸に迫る。
彼ら(紫とジョージだけでなく、パラキスメンバー皆)にとってここが頂上で、それに向かって、それだけを見つめて進んできた。その頂が高ければ高いほど、喜びや達成感は大きいだろうけれど、同時にその先にあるもの、あるいは「ない」ものを想像して怖くなる。
その頂点で隣にいる男は、肩を抱いて支えてくれる腕を、いつだって簡単に放してしまいそうで。だからといって嫌いになれる訳がない。
もっと楽な恋愛だってできるはずなのに。この初恋はヘビーすぎるよなぁ…
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!最愛!
- 感想投稿日 : 2011年3月31日
- 本棚登録日 : 2008年8月19日
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