狐や狸、目に見えない何かなど様々な話がありましたが、火の玉についてが特に印象に残りました。
本作にも書かれている通り、科学的に火の玉は獣の死骸もしくは遺体から発生したリンが発生したものだとされています。
語り部として登場された方々もただの自然現象だと捉えている方もいらっしゃいました。
しかし読み進めるうちに、『山』という空間では
人知の及ばない不可思議なことも起こり得るのではないか、そう思えてしまうようなお話ばかりでした。
山に入ることを日常とされている方々にしか分からない感覚や経験のお話もあり、とても興味深かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月12日
- 読了日 : 2021年10月11日
- 本棚登録日 : 2021年10月11日
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