問題解決室(ソリューション・ルーム)のミステリーな業務 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社 (2012年9月6日発売)
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本棚登録 : 141
感想 : 15

第1章の調査が始まるまでの描写がちょっと冗長で途中で飽きないか心配だったけど、本題に入ると面白くて一気に読んでしまった。無駄に長く感じた描写も後々生きてくるのもよくできているなと思ったし、5章までは企業物のスパイ大作戦みたいでよかったのに。最後の章はなんなの?
問題解決のプロって、問題起こしてるのはあなたです!営利誘拐じゃん!
他のと違って軽犯罪どころじゃないし、東クンが鋭くなかったらどうなってたんだろう。許せる理由がわからない。
作品としては悪くないのに、連作短編の最後で愛着が湧いてきたキャラ達で他に書きようがなかったのでしょうか?
なんかスッキリしなかったな。
もったいない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2013年5月11日
読了日 : 2013年5月11日
本棚登録日 : 2013年5月11日

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