大どろぼうホッツェンプロッツ: ドイツのゆかいな童話 (新・世界の子どもの本 1)

  • 偕成社 (1990年5月1日発売)
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本棚登録 : 1965
感想 : 214
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担任したクラスで、授業をやり繰りして読み聞かせすると抜群に人気があった本です。特に、カスパールが大魔法使いツワッケルマンを欺くくだりは、皆が目を輝かせていましたっけ。
家庭訪問時に「娘が帰宅するなり本屋に行きたいと言い出しまして、この本を買って夢中で読んでました。自分から本を買いたいなんて初めてだったんですよ」と言っていたお母さんもいました。
現在では「教育改革」が進んで、授業のやり繰りもままならないし、朝の10分読書ではこういう長い物語は扱いにくくなってます。"先生が長い物語をじっくりと読み聞かせする"って、何かしら得るものがあると思うのですけどね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月19日
読了日 : 2022年9月19日
本棚登録日 : 2022年9月19日

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