晏子(一) (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1997年8月28日発売)
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感想 : 83
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晏子の言行録から得られる人となりを、まごころを通じて体現した小説。宋の公子として生まれたために亡命を余儀なくされた晏子。斉では不遇であったが戦略眼で国難に立ち向かう、といったところでしょう。ここでいう晏子は晏弱です。宋は殷の子孫なので子弱、晏に領地をもらったため晏氏となりました。全てを失った男の決死の覚悟が突き動かしたものは!?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年1月1日
読了日 : 2022年1月1日
本棚登録日 : 2022年1月1日

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