勉強の哲学 来たるべきバカのために

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年4月11日発売)
3.72
  • (128)
  • (197)
  • (132)
  • (41)
  • (20)
本棚登録 : 3217
感想 : 237
4

1.勉強することの意味を考えたくて読みました。

2.勉強とは自己破壊であり、ノリが悪くなることです。これは、勉強してない今までの自分と比較し、深く勉強することで新しい環境へと変化していくことができると言っています。人はどうしても同調圧力にノッてしまう生き物ですが、勉強することは人とは違う道を歩むことになります。そのためには、自分の考えを常に言語化しておく必要があります。言語化するためには多様なジャンルの本を読むことやメモをしておくなどがあります。
本書では勉強とは何かということを踏まえて、勉強の役立つ未来に向けて話しています。

3.言葉遣いが哲学っぽくて理解するのに苦労しました。勉強することで同調圧力を跳ね除ける、今までのノリと違くなるのは当然だと言っています。ただし、その勉強が本当にのめり込むくらい面白がっているかどうかが大切です。
「勉強しなきゃ」という危機感を持つことは大切ですし、そう思う人が少なくなっているのも事実なのですが、それよりも面白がった方がより良くなるんじゃないのかと思いました。それによって僕の場合、「なんか楽しくてやってる」くらいの感覚でいた方が身につきやすいこともわかりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月26日
読了日 : 2022年8月26日
本棚登録日 : 2022年3月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする