新世紀エヴァンゲリオン(12) (角川コミックス・エース)

著者 :
制作 : カラー 
  • KADOKAWA (2010年4月3日発売)
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本棚登録 : 353
感想 : 14
3

ついにEOE展開に突入。すべてが終息に向かって物語が驀進していく。
アニメ版に勝るとも劣らない過激な描写は、やっぱり胸にくるものがある。とくにぼくの一番好きなアスカVS量産型エヴァもまた完成度が高く、ものすごく感動する。
他方、EOEとの違いも際立っている。まずゲンドウが活躍する。元から本作のゲンドウはアニメ版とは異なり、結構に顔に出るし多弁であった。だが今回のEOEとの違いは決定的に彼の内面に踏み込んだものである。これは作者コメントにある通り、貞本先生はゲンドウの父性に興味がある所以だろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年3月14日
読了日 : 2021年3月14日
本棚登録日 : 2021年3月14日

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