神様の御用人 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2013年12月25日発売)
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本棚登録 : 4268
感想 : 358
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作者の浅葉さん、前に「山が私を呼んでいる」を拝読しましたけれど、この「神様の御用人」シリーズは、作品の構想が群を抜いて面白い。純粋にサクサクと楽しめるお話しです。

力の弱くなった神様の依頼を実現すべく、東奔西走する良彦君。相棒?の方位神である黄金とともに神々の世界が広がる。現代に生きる神さまも多くの悩みを抱えているのですね。どのお話しも、しんみり、ほんのりとした落ちがつき良い雰囲気。黄金のもふもふした感じも良いです。

折しも式年遷宮を迎えた後、神社仏閣にも世の皆さんの興味が注がれ、神さまの力も増してきているのではと思います。あっ、もちろん我が家にも御朱印帳がしっかりあります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2015年3月1日
読了日 : 2015年2月25日
本棚登録日 : 2015年3月1日

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