”すりこみ”という動物行動生理学の言葉は今では良く耳にする言葉です。生まれてすぐに目にする、耳にする声に反応してついていくこと、動物が生きるために必要な力ですね。
この概念を提唱したコンラート・ローレンツ博士がアヒルの親代わりになって、一緒に野原を歩いていく姿は何ともほほえましい。
コロニーをつくる動物の中では、親子で声を聞き分けているそうです(何百も固体がいるのに!)。でも、時として親とはぐれた子供は拒絶されてしまいます。共同で子育てをするクジラ、無くした子供の変わりに子育てをする親など、より複雑な行動もあります。
本棚の整理をしていて、学生時代に読んだ本書を再読しました。古いハヤカワの単行本の方です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自然科学
- 感想投稿日 : 2013年11月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年11月4日
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