この著者のの小説は、はずれがない。
今回の作品も、はまってしまった。
一番印象に残ったシーンを書きとめておこう。主人公の青年が、知り合って間もない恋人と食事をして、その会計の仕方で悩むシーン。最初は全額払おうとして、やはり割り勘にしようとして、なんだかんだ考えすぎて、結局、四分割にしてその三を自分がその一を恋人が払うなどと提案してしまう。
この作品は映画にもなっているらしい。フランス語わかんないけど、でも見たい気もする。だって、この著者自身が、監督をしたというのだから。
多彩な人なのだろう。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2009年5月16日
- 本棚登録日 : 2009年5月16日
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