魔女と過ごした七日間

著者 :
  • KADOKAWA (2023年3月17日発売)
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本棚登録 : 7214
感想 : 479
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ラプラスの魔女シリーズの3作品目


読んだ内容をすぐ忘れてしまうタイプなので
ラプラスの魔女のみ読み返してから
こちらを手に取りました(^^)


やっぱりほとんど覚えてなかったので
読み返してよかったです笑


さて、本作品はラプラスの魔女から7年?くらい経過しているようで、ほんのちょっと未来の話でした。


元警察官の父が殺され
その犯人を追う話です


途中円華と出会い、事件は進展していきます

円華も相変わらずのところを残したまま
成長している姿を見られたのも嬉しいです


円華の能力あっての事件解明ですが
少年の目線で描かれていて爽やかでしたー
中学生の2人がいいですね(^^)
友情に胸が熱くなります


途中警察の闇についても描かれています
監視、管理されていく私たち
怖いけど、メリットもあるという台詞には
思わず頷いてしまいました…
これから私たちの世の中は
どうなっていくんでしょうね
何も知らされないまま、
管理されていくんでしょうか


あと妹や恋人の存在は
なんだか腑に落ちないまま過ぎてしまいました
腑に落ちないというか、
物語に描かれている父親の姿と
なんとなく一致しないというか、
最後にはなんか裏があるのかなと思ってたけど
何もなかったなー

私だけかな


でも読みやすい作品でした(^^)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年5月12日
読了日 : 2023年5月12日
本棚登録日 : 2023年5月12日

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