遅島は架空の島ですが鹿児島の甑島諸島を題材とした作品。
物語に特に大きなクライマックスはないが
南の島でのフィールドワークの内容が非常に独特で
引きこまれ本の中の島や森に浸れること請け合える。
本のオビは「南九州の遅島で繰り広げられる、魂の遍歴の物語」。
全編を通して破壊と喪失があるがその中に一筋の光があるのがいい。
ちなみに「カワウソ」じゃなくて「海うそ」か、、、
という理由で手に取ったのが事実ですがアタリでした(笑)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月22日
- 読了日 : 2020年12月22日
- 本棚登録日 : 2020年12月22日
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