飼い殺しみたいなお城の暮らしから逃れて、本当の意味で生きてみたいという王子の願望は、なんか理解できる。
小憎たらしく厄介者でしかなかった王子が、ジェミーと逃亡するうちに心の鎧を脱いでいく。憎み合っていた二人の間に信頼が育っていくのが奇跡みたいで面白かったなぁ。
少年同士の友情は、まずぶつかり合うところから育つみたいだね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2019年4月28日
- 読了日 : 2019年4月28日
- 本棚登録日 : 2019年4月28日
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