まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん著
1.購読動機
三浦しをんさん。舟を編む、風が強く吹いている、きみはポラリスと読んできました。
こころ温まる、でも少しだけホロリとくる、そのテイストが好きです。
映画はみずに本著だけ読みました。
2.物語
東京南西部に位置する街。
その便利屋が舞台です。
①夜逃げ家族からの飼い猫の面倒
②飼い猫の引き取り先探し
③中学受験の送り迎え代行
④地元悪組織との格闘
⑤高校生失踪事件の真相究明
⑥育てと生みの親。違いに悩む大人との出会い
この物語を通じて、便利やが自身よ人生を振り返る、そして新しい一歩に踏み出す物語です。
3.読み終えて
「誰かに必要とされること。
それは、誰かの希望になることだ。」
穏やかな物語でした。
何にも、脅かされず、心を落ちつかせて読むことができました。
まほろ駅。ぜひ、見つけたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年10月4日
- 読了日 : 2020年10月4日
- 本棚登録日 : 2020年10月3日
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