まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫 み 36-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年1月9日発売)
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まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん著
1.購読動機
三浦しをんさん。舟を編む、風が強く吹いている、きみはポラリスと読んできました。
こころ温まる、でも少しだけホロリとくる、そのテイストが好きです。
映画はみずに本著だけ読みました。

2.物語
東京南西部に位置する街。
その便利屋が舞台です。
①夜逃げ家族からの飼い猫の面倒
②飼い猫の引き取り先探し
③中学受験の送り迎え代行
④地元悪組織との格闘
⑤高校生失踪事件の真相究明
⑥育てと生みの親。違いに悩む大人との出会い

この物語を通じて、便利やが自身よ人生を振り返る、そして新しい一歩に踏み出す物語です。

3.読み終えて
「誰かに必要とされること。
 それは、誰かの希望になることだ。」

穏やかな物語でした。
何にも、脅かされず、心を落ちつかせて読むことができました。
まほろ駅。ぜひ、見つけたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年10月4日
読了日 : 2020年10月4日
本棚登録日 : 2020年10月3日

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