世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

著者 :
  • 英治出版 (2012年11月13日発売)
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「世界の経営学者はいま何を考えているのか」
入山教授

1.購読動機
経営に関心があり、かつ事業を発展させる経営とは?を整理したかったから。
当然、この一冊でどうこうなるという結論を期待していなかった。
一方で、著書にある数種類の研究に浅く接することにより、思考回路に穴を開けたかったから。

2.結論
思考に穴をあける、考えを整理するという意味で⭐️五この評価となりました。

3.⭐️五この理由
①不確実性高い現代ビジネス世界
競合がいない業界はもはや存在しないと考えています。
さらに、競合との競争は激化し、かつそのスピードは早くなっているとも考えます。
こうした不確実性が高い現代ビジネスにおいて、企業はどのように計画を作るのがよろしいのでしょうか?

②著書からの示唆
・仮定、ifを必ず書き出しておくこと。
 時間軸とともに、検証、洗い替えすること。
・内、外リスクを書き出しておくこと。
 外リスクはコントロールしづらい。
 ゆえに、行動してリスクを変化、観察できるよう   
 にしておくこと。
・悲観シナリオ
 悲観シナリオを作ること。
 その場合、どうする?!を想像、準備すること。

4.言い訳をイメージする
 目標、計画。
 達成しない場合の言い訳は、
 ①行動しなかった
 ②行動したが、やり方が▲だった
 のふたつ。

 ならば、事前に①と②を重要度高いものに限り、 
 つぶしておけばよい。
 そのようにならない体制、環境を作るという
 こと。

#ビジネス書好きなひとと繋がりたい



読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人事組織
感想投稿日 : 2021年6月6日
読了日 : 2021年6月6日
本棚登録日 : 2021年5月29日

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