時は流れ、母になったキキは双子の子供たちについて頭を悩ませる。母と同じ魔女の道を歩むべきか決めかねているニニ、男の子なので魔女にはなれないトト。どちらもキキと同じように悩み、挫折もして、それでもどうにかそれぞれの生き方を選び取っていく。トトの相談相手となる人物が意外でびっくり。魔女や魔法という「不思議」が登場する物語だけど、人生のもどかしさと思い通りにならなさ、それでもそんな一人一人の人生の物語が緩やかに結びついている温かさをじわりじわりと味わわせてくれるシリーズだった。
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- 感想投稿日 : 2022年6月30日
- 読了日 : 2022年6月30日
- 本棚登録日 : 2022年6月19日
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