2012年12月15日読了。「乱世編」の下巻。清盛が病で没し木曽義仲が都へ攻め上り戦乱の様相を呈してきた世の中。打倒平氏のチャンスをつかもうとする義経に従う弁太と、おぶう・ヒノエらの運命は。目的のために手段を選ばず仲間すら犠牲にする義経の冷酷さ、都では暴虐の限りを尽くすが妻の巴御前にはやさしい義仲、戦場で出会った親子のすれ違い、弁太らの壮絶な最期などの印象的なシーンにははじめて読んだ中学生の頃にも、今でも大きな衝撃を受ける・・・。「天下を取ろう」「不老不死を手に入れよう」なんて人間の野心・望みは火の鳥(あるいは、マンガを読む読者)の視点からすれば実にちっぽけで滑稽なものだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
まんが
- 感想投稿日 : 2012年12月17日
- 読了日 : 2012年12月15日
- 本棚登録日 : 2012年12月15日
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