2014年8月12日読了。松坂、イチローら幼少の頃から抜きんでた素質を見せつけたスポーツの「天才」たちの親に取材したルポ。天才を生む子育てとは誰もが非常に気になるところだが、同じやり方を一律でやって必ず天才が育つわけではなく、結局のところ子どもと多くの時間を一緒に過ごし・子どもの適性や好み、変化を見逃さず・子どもに「教える」のではなく子どもとともに楽しんで「学ぶ」姿勢を貫くこと、が重要なのだろう。中高時代に適切な指導者・チームやチームメイト、ライバルに恵まれるか?という点も重要なようだ。同じやり方をして天才に育たず、スポーツなり音楽なりに苦手意識を持ってしまう子どもも多くいるのだろうし、天才に育つことがイコール幸せなのか、という論点もあるだろうが、大変興味深く読んだ。私自身は親にどういう教育をされたのだろう?そして子どもにはどういう教育を与えるのがいいのだろう?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月13日
- 読了日 : 2014年8月12日
- 本棚登録日 : 2014年8月13日
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