2021年7月10日読了。ロードバイクにテント・寝袋含む荷物を積み行う宿泊を伴うツーリングの、主にパッキングに焦点を当てた解説本。バイクツーリングといえば前輪・後輪のサイドにバッグをぶら下げ、山のように荷物を積み上げた日本一周スタイルが目に浮かぶが、10L程度の大容量のサドルバッグを利用し、荷物の軽量化を図ることでそのような重装備は不要になる、という本書の主張は、日帰りの通勤にさえリアキャリアを付けたクロスバイクを使用する私には目から鱗というかなかなかショッキングなもの。テントでなくツェルト、ガス缶でなく固形燃料という考え方には納得…食料を全部背負う登山とは違い、出かけた先のスーパーやコンビニで酒・つまみと肉を買い、あとはインスタント麺、と割り切れば充分快適なキャンプ生活を送ることができるのかもしれないな…。車輪に接触する心配がない分バイクパッキングは小径自転車と相性がいいもののよう。自分もいずれチャレンジしてみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2021年7月10日
- 読了日 : 2021年7月10日
- 本棚登録日 : 2021年7月10日
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