2023年1月3日読了。すぐ感情的になる・決めつける・優柔不断など「頭が悪く見える人」たちがなぜそのように振る舞うのか、彼らはどう思考してその行動に至っているのか。周囲の人々は彼らをどう扱うべきか、また自分が「頭の悪い人」になっていた場合いかにその強固な習慣を断つべきか、などを極めて具体的・実践的に指摘する本。提示された実例たちには「いるわいるわ、こういう人たちー」と深くうなづく半面、こうした人々は自らの振る舞いの愚かさに気づいていない、という指摘から「もしかして自分も…」と次第に怖くなってくる。大人になり年齢を重ね地位が上がるにつれ「率直に苦言を呈してくれる」存在は大変貴重であり重要である、ということが身に染みる。普通の人は悶着を起こす前にただその「愚かな人」をさげすんで離れていくものだよな…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2023年1月3日
- 読了日 : 2023年1月3日
- 本棚登録日 : 2023年1月3日
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