チセが学院(カレッジ)に遂に入学する。
エリアスの独占欲と癇癪で、今まで捻りつぶされていた勧誘の手紙(鳥)だったが、聴講生という形をとった模様。一緒にエリアスも。
牧歌的だが閉鎖的でもあるエリアスの家。共依存にならないためにも大切だったと思う。
チセは“魔法使いの嫁”であって、偉大な魔法使いになるとは決まっていないのだから……
この巻では大まかな学院の説明と、人物紹介。
多様な人種の人々がいて、何だかんだで人種が多い今のイギリスらしい面を描写している。
映画の『ハリー・ポッター』を思い出すが、こちらの方が伝統的なイギリスの習慣や“隣人たち”の姿を描写しているように思うので、こちらの方が好きかな…
クラスメイトの質問攻めに合い、疲弊して逃げてきたチセとルツが頭をゴリゴリ持たれ合っている2人がかわいい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月26日
- 読了日 : 2021年9月26日
- 本棚登録日 : 2021年9月20日
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