南米リベルタの小さな旅行代理店にマリーナ・ペトリッチと名乗る老女が訪れた。隣国までのガイドを務めれば1人1000ドル出すという。オーナーのヤザワと大友、客として居合わせた智恵は、旅に同行する事が、それは命をかけた冒険となる・・・。<BR>
ザ・エンターテイメントな作品。悪役は実にそれらしい人。(ミツイとメンドォーサ)<BR>
少し、先が読めたりもしましたが、ジェットコースター気分で楽しめました。<BR>
老女の旅の同行のつもりが、命を狙われるハメになった大友達。一方、女性新聞記者は、失踪した友人を捜す内に亡命した歌手シルビオのサルサに行き当たる。<BR>
マリーナの目的は?執拗に追い続ける警察軍の目的は?シルビオのサルサは誰が広めているのか?と次々にワクワクするような謎と命をかけた追いかけっこがされます。<BR>
チェ・ゲバラとカストロを全くといっていいほど知らなかった私。<BR>
アメリカ経由の情報ではなく、その国の生の言葉が聞きたい!彼等の本が読みたくなります。<br>(2006.8.20)
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2006年9月5日
- 本棚登録日 : 2006年9月5日
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