美しく、かっこよく、真摯で明るい。
ちらっと見ただけでもそう思うのに、実際にどんなふうにスケートに向かい合ってるのか知れば、ますます現代に現れた王子様にしか見えません。
けがをしたり、結果があまりよくなかったり、いやになるきっかけはいくらでもあるはずなのに。
倍ほども長い時間を生きているのに、小さなことで悩んでしまう自分がなんなんだろうと思えてきます。
どこまで「先」にいってしまうのでしょう。
引き際までカッコよく、絶頂で引退、となるんだろうと思いますが、反面、こういう人にこそ、年齢によって衰えが見えるところ、そして後輩に追い抜かれながら滑る姿をみてみたくなります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018
- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2018年11月18日
- 本棚登録日 : 2018年11月18日
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