少年リンチ殺人―ムカついたから、やっただけ―《増補改訂版》 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2010年1月28日発売)
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メモ。
群れは殺人に至らなくても、誰かを見捨てたり迫害する場合がある。自分も群れの一員になりうるし、なるし、また予期せぬまま群れに出会うこともありうるし、ある。そうした群れから離脱したり、群れを壊したりするには自分をどういう方向で鍛えればよいか。

「地方」の群れのでき方として、幼馴染が教習所で再会して意気投合し、それぞれの仲間ともネットワークを作るということが記されていた(p252)。都会はどうなのか?

少年法が、その親ばかりか少年少女自身にすら、事件の全貌を知らせない=隠すようにしてしまっているという指摘(p36でいう少年法の第二の問題)。事実を基に少年少女自身が反省する仕組みを作れない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年1月6日
読了日 : 2011年1月6日
本棚登録日 : 2011年1月6日

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