関口知宏の中国鉄道大紀行 1: 最長片道ルート36、000kmをゆく

著者 :
  • 徳間書店 (2007年10月1日発売)
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感想 : 7
4

2007年の4月に中国にやって来た俺。
時を同じくして、中国にやって来た男がいます。

その人とは関口知宏。
関口宏の次男として知られる俳優。
それまでも、NHKの番組で鉄道旅行を重ねているのは
知っていましたが、ちょうど俺が中国に行ったら、中国へ。
なんだか運命を感じます。

うちにマンションではBSが映るので、放送も
見ていたんですが、折角なので、DVDも本も買っちゃいました。
このメディアミックスっていいですよ。
関口知宏が旅先で書いていた絵日記そのものが
自分の手の中にあるんですから。
再び彼と旅の感動をともに出来ます。

本の第1巻がDVDの第1回と第2回。
ラサから桂林まで。

ここで印象に残っているのは、略陽での三輪タクシーの
運転手の執念。ずっと着いて来るんだもんね。
そして、内江で書にした「異郷有悟」という言葉。
海外の旅を通して彼が実感した「異郷にて我を知る」と
いう気持ち。それは、海外駐在をして、外国に俺って
いるんだよなと痛感しながら、俺も
たまに思うことと同じだし。

http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2008-07-20

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読んだ本
感想投稿日 : 2009年12月31日
読了日 : 2009年12月31日
本棚登録日 : 2009年12月31日

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