吐き捨てる様なウェブとは正反対に、見る事を余儀なくさせるというのはやはり金を払って買ったという事が要因なのかもしれない。しかし、それを抜きにしても序盤の一群は見入ってしまう。溢れる情報は掴み所が無く都市の普遍性という一言では語り尽くせぬ何かがある。が、私にはその何かがいまいち解らないのが現状だ。
終盤に従ってそのものに対しての執着心の様なものが強固になる下りも今後の変化を臭わせるあたりがそこはかとなく恐ろしさを感じさせる。
そして、やっぱりインクの匂いが凄かった。
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写真集
- 感想投稿日 : 2008年3月30日
- 本棚登録日 : 2008年3月30日
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