ドラッカーの遺言 (講談社BIZ)

  • 講談社 (2006年1月20日発売)
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・経営トップに問われる必須条件 
 多数の知識労働者を管理・監督する力。
 個々の知識労働者のもつ専門知識に精通し、彼らを映し出すプロジェクターとなること。こらが問われる
・起業グループがグループ内の起業家を支援し、出資する伝統は明治期にまでさかのぼる。
・経営の本質とは何かと問われた際に聞く質問
①あなたの事業は何か。何を達成しようとしているのか。何が他の事業と異なるところなのか?
②あなたの事業の成果をいかに定義するか?
③あなたのコアコンピタンスは何か?
・上記を一言でいえば「成果を得るために、どんな強みを活かして、何をしなければならないのか。」「どんな長所を活かし、何をすることで、どれだけの成果を挙げるのか。」
・有能なリーダーに共通する習慣 何をすべきかを考え抜いた後に、どれが自分の仕事なのかを問う。なすべきことのうち、「何が自分に適しているか」あるいは「何が自分に適していないか」を突き詰める作業を行う。自分が何を得意としているかを的確に把握しており、同時に何が不得手なのかも熟知している。
・期待をし、実行し、確認する。一連の繰り返しから始めて将来を見通す力が養われてくる。優秀なリーダーはこの限られた期間で自分ができる仕事は何か。何に集中すべきか、それは本当に重要なのか、部下や上司、同僚に理解されているかを確認する。優先順位づけができると決断を下す機会が自然と少なくなり、精度も高まる。
・不得手なことはすべきでない。弱み=すべきでないことを知ることは自らを井野辺ーとしていく際の第一歩
・成果を上げ売るには、スキルを更新する教育を何度も繰り返し受けることが必要。教育に立ち返る姿勢が個人のイノベーションを促進する。再教育が自己責任であることを認識すること。今何をすて、何を選択肢、自己を高めるために何をすべきかを絶えず問い続ける必要がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済・経営関係
感想投稿日 : 2014年10月18日
読了日 : 2014年10月18日
本棚登録日 : 2014年10月18日

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