生まれ変わりの話。
関係者それぞれの視点から、不可思議な現象が語られる構成となっており、読後時には時系列で起きたことがほぼはっきりする流れ。
起きる出来事自体は、様々なフィクション作品で取り上げられそうなものなので、よく言えば馴染みのある、悪く言えば手垢にまみれてそうな設定。
素直に感動もしきれない出来事なので、どういった気持ちで読めば良いのか最後までよくわからなかった。
ビデオ屋あたりで繰り広げられた、「話し手の語る内容が要領を得なくて、聞き手が追い付くのに苦心する」会話の描写が現実にありそうな会話で、上手いなぁと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説その他
- 感想投稿日 : 2017年7月6日
- 読了日 : 2017年7月5日
- 本棚登録日 : 2017年7月6日
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