ある事件をきっかけに『家族』の秘密が露わになっていく物語。
『家族』といっても夫婦、姉妹、親子、祖父母と孫などいろいろなかたちがある。その登場人物全員が複雑に絡み合い、そして秘密や闇を抱えている。次々と事実が発覚していくが、本当に愛する誰かのために行動するその姿が儚い。
それぞれの視点から少しずつ事件が明らかになっていき、その都度「なるほど」「そういうことだったのか」と納得。全てが伏線となっており、何度も読み返した。真相に近づくたびに鳥肌が止まらない。
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- 感想投稿日 : 2020年7月24日
- 本棚登録日 : 2020年7月23日
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