原田マハさんのこの手の作品群は(あくまで自分にとっては)大きく2つに分類することができる
知らなくても存分に楽しめる作品
知らないと損した気分になる作品
本作はどうやら後者の方
4人の画家にまつわる史実を元に独立した4つの中編で構成されていて画家の作品群や生涯を知っていればより深く楽しめるのだと思う
本当にこんな会話があったのかな〜とマハさんと一緒に空想の羽を広げるのも良し
いやいや自分はこう考えるよ!とマハさんに議論を挑むも良し
そんな楽しみ方が王道なんだと思います
と同時に誰もが王道を進まなくたっていいじゃん!とも思うのでした
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
原田マハ
- 感想投稿日 : 2022年6月4日
- 読了日 : 2022年6月4日
- 本棚登録日 : 2022年6月2日
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