ミステリー作家と読者の関係を野球のピッチャーとキャッチャーに例えてみたいと思う
まあまあ最後まで聞きなさいよ
もちろんピッチャーがミステリー作家でキャッチャーが読者だ
ミステリー作家は当然のように多彩な変化球を投げ込んでくるがこっちだってルーキーじゃない楽々とキャッチしていく
だがこちらが変化球に慣れてきたところで思わぬタイミングで160kmの剛速球を投げ込んできたりする
まあそう来るだろうね
百戦錬磨のこちらとしては残念ながらそれも想定の範囲内悠々とキャッチ…と思った瞬間、側頭部に衝撃が!!
優れたストーリーテラーは何をどうしたかはわからないがいつの間にか3塁ベンチから剛速球を投げこんでくるのだ
そんなの捕れるか!!
ジャック・カーリィはまさに3塁ベンチから投げこんでくるタイプのミステリー作家だ!
はい、最後まで聞いて損したー
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ジャック・カーリイ
- 感想投稿日 : 2022年7月7日
- 読了日 : 2022年7月6日
- 本棚登録日 : 2022年7月5日
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