中巻は火の教会に突入したところまで。初読時はあまりに面白すぎて夜中夢中で読んでおり、朝一で近所の書店へ下巻を買いに走った思い出がある。実際に現代でも啓示の道を辿って行けるなんて俄かには信じがたいが、現存するベルニーニの彫刻の数々や歴史的建造物の写真が巻頭にふんだんに掲載されていることからも、よくぞこんな面白謎解き作品に仕上げられた、と著者に敬服する。ヴァチカンへ行ったのは本書を読む前だったので、是非読んでから訪れたかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリー
- 感想投稿日 : 2023年10月4日
- 読了日 : 2017年10月13日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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