食品添加物の神様とも呼ばれた経験のある、元添加物営業マンが食品の実態を暴く本書。著者が携わったクズ肉ミートボールを、我が子に食べさせることができなかったというエピソードが印象的。15年以上前の本だが、多少の改善はあれど目覚ましく食の安全が守られるようになったかといえば、変わっていないだろう。
夏頃から添加物を気にして選ぶようにしてはいるが、日々買い物の難しさを痛感している。「添加物=悪、無添加=正義」ではなく、添加物の光の側面にも目を向け、共存の道を探ろうというスタンスに好感が持てる。続編も読んでみよう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年12月25日
- 読了日 : 2021年12月25日
- 本棚登録日 : 2021年12月25日
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