いつ観たか忘れたけどかなり前。「共感」という言葉が安っぽくて嫌いだけどあえて使うと、いつも共感してしまう一番好きな監督、キムギドク。
彼が選んだ今作のテーマは題名の通り「絶対の愛」
これまでぶっとんだキャラクターやセックスでエッジを効かせることで逆説的に"愛"の輪郭をくっきり浮かび上がらせることの多かったが、今作は輪郭を破壊することで愛の本質を浮かび上がらせているといった感じかな。
ギドク作品が好きな人でも好みがわかれそうだなと感じる。俺は彼のいつも変なラインで安定して面白いのとそれまでやらなかった冒険心が共存するところが素晴らしいと思ってる。そのときそのとき撮りたいものを撮ったものが観たいのでこのままでいってほしい。
どんな映画でもそうだけど、あらすじもアタマに入れずに観て欲しい。絶対の愛とは?という疑問だけアタマに入れて。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画、ドラマ
- 感想投稿日 : 2013年5月24日
- 読了日 : 2013年5月24日
- 本棚登録日 : 2013年4月28日
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