世界の歴史を砂糖と奴隷制度を通じて読み解いていて面白かった。 イギリス人が砂糖入りの紅茶を贅沢品として嗜むようになり、奴隷制度を使ったサトウキビのプランテーションが盛んになった。 イギリスは植民地でサトウキビのプランテーションで得た莫大な利益を全て自国に持ち帰り、そこに住む人々の生活基盤を発展させるためには使わなかった。ゆえに独立後も貧困状態のままで、格差社会の根源となったというのはとても興味深かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年8月13日
- 読了日 : 2023年10月31日
- 本棚登録日 : 2023年7月14日
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