嫉妬の世界史 (新潮新書 91)

著者 :
  • 新潮社 (2004年11月17日発売)
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本棚登録 : 449
感想 : 57
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歴史上の偉人も嫉妬したり、嫉妬されたりしていたという話をまとめた本。歴史上の裏切りの影にこういう感情が存在したのか、という驚きと納得があった。
ただ、知らない偉人も多いのが残念。まあ、自分が歴史に詳しくないだけなのだが。
「嫉妬ドリブン」とも言える負のエネルギーが歴史を動かしていたのは面白かった。

<アンダーライン>
マルクス主義と共産主義の罪は深い。これは、平等思想の美名のもとで、人間の嫉妬を構造化し、密告や中傷を日常化する体制をつくりだしたからである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2023年3月16日
読了日 : 2023年3月16日
本棚登録日 : 2023年3月8日

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