ダ・ヴィンチ・コード 上

  • 角川書店 (2004年5月31日発売)
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本棚登録 : 5966
感想 : 817
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前作「天使と悪魔」を読み終えた時、このダン・ブラウンは天才だと思った。あまりの面白さに、続編は間を空けようと一年近く寝かして、ようやく読み始めたが、まったく飽くことなく、どっぷり宗教世界に漬かる事になった。
原田マハさんの絵画ミステリーとは 一線を画す、というか全く別物で、まさに真実が掛かれているのではないかと錯覚する。そりゃカトリック教会が映画の上演さし止めを訴えるのも分かる。ヴァチカンをひっくり返す真実があたかも本当だと思わせるほどの細かな描画は「天使と悪魔」を超えるほどで、ついつい文献をググりながら読んでしまう。
気が付けば上巻終了してしまった次第である。
この作品が映画になり、多くの人が困惑したそうだけど(自分は映画を観ていないから知らないが)、まったくわからない事なんてない。もしかしたが映画は細かなところを端折ってしまっていたのかと想像。
とりあえず、まずは下巻!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2019年3月15日
読了日 : 2019年3月14日
本棚登録日 : 2019年3月11日

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