自称、橘玲著「言ってはいけない 残酷すぎる真実」のネタ素として書かれた著作。自然科学(ここでは行動遺伝学)の知見は学説として常にアップデートされていくものなので「真実」ではありません。現段階の知見ですが、人間の諸能力における「生まれか育ちか」議論のうち「生まれ」の要素はどの程度あるのか、どのように発現していくのか?を紹介しており、この知見を活用した教育や人材育成などがもっと進むと人間社会も高絵率的に進歩するのではと思わせてくれます。
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カテゴリ:
生物
- 感想投稿日 : 2020年3月9日
- 読了日 : 2020年3月6日
- 本棚登録日 : 2020年3月6日
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