ノスフェラスまで侵攻してきたモンゴールの軍勢と主人公グインらが合流したセム族の闘いがいよいよ後半になると繰り広げられる胸熱展開。若干、あっさりセムの各部族が仲良くなってしまったのに拍子抜けしたりもしたが、やはり数に劣る軍勢が大軍を作で翻弄して敵大将(しかも育ちの良いお嬢様)に一杯喰わせる展開は痛快。ちょっと描写がくどい部分はあるが、適度に読み飛ばしながらあっさり読める。文章のテイストも好み。謎は増えるばかりで一向に解明される気配はない。
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ファンタジー
- 感想投稿日 : 2017年8月5日
- 本棚登録日 : 2017年8月5日
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