日々ナンパに明け暮れる、アタル、京介、正太郎の三人組。そして彼らのもとに突然現れる、全長80メートルの怪獣。怪獣が現れる時、何故か必ずミステリーも現れる。連続殺人、密室、誘拐事件…等々。そんな彼らが解き明かす、コメディミステリー。
西澤保彦得意のSFミステリなのだが、まさか怪獣が出るとは。もう何でもアリだなと笑って読んだ作品。くだらない会話と、意味なく現れる怪獣の裏に、ロジックのしっかりしたミステリーがあるミスマッチが面白い。作家の自由さが素敵な作品。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年11月10日
- 読了日 : 2011年11月10日
- 本棚登録日 : 2011年11月10日
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