笑う怪獣ミステリ劇場 (新潮文庫 に 18-1)

著者 :
  • 新潮社 (2007年1月1日発売)
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本棚登録 : 129
感想 : 26
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日々ナンパに明け暮れる、アタル、京介、正太郎の三人組。そして彼らのもとに突然現れる、全長80メートルの怪獣。怪獣が現れる時、何故か必ずミステリーも現れる。連続殺人、密室、誘拐事件…等々。そんな彼らが解き明かす、コメディミステリー。

西澤保彦得意のSFミステリなのだが、まさか怪獣が出るとは。もう何でもアリだなと笑って読んだ作品。くだらない会話と、意味なく現れる怪獣の裏に、ロジックのしっかりしたミステリーがあるミスマッチが面白い。作家の自由さが素敵な作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2011年11月10日
読了日 : 2011年11月10日
本棚登録日 : 2011年11月10日

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