竹宮恵子の長編ファンタジーまんが全12巻。
古代の魔法が息づく国イズァローン王国の
世継ぎとして生まれた、両性具有の
アル・ティオキア皇子の数奇な運命を描きます。
皇子は性別がないため、
男女どちと結ばれるのか、
また王位を継げるのかも分からず、
更に、世界のあらゆる所を旅して、
途中から人格が分裂したりするので、
まったく先が読めない面白いお話です。
ほんとうはもっと長くなる予定なのが、
短くなったという当時の作者のコメントを
読んだ覚えがありますが、
そのせいか、後半クライマックスから
結末にかけては早足で、
中盤の面白さに比べると
なかなか感情移入できません。
しかし、自分が読んだまんがの中では
ベスト3に入るくらいハマったまんがです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー・おとぎ話
- 感想投稿日 : 2008年3月8日
- 読了日 : 2008年3月8日
- 本棚登録日 : 2008年3月8日
みんなの感想をみる