ブクログで唯一レビューしていない本であることを今更突き止めました…。奇跡的に当時の読書メモが現存しており、せっかくなので載せようと思います!(何故ブクログに残さなかったのか、残念ながら自分でも不明です…)
同名のNHK木曜時代劇を鑑賞、原作読了直後に書いたので感想としてはかなり新鮮です笑 どこかで再読した際はどんな感想が生まれるのか…あらすじは覚えていても、こればかりは予測できません!
【終わっちまった悲しみに】(わざわざ表題まで付けている笑)
連続ドラマはどうも苦手。
観るとしても1話完結型で、頑張ってみるも長続きしないことが多い。おまけにドラマとなると何故か感情移入が出来ず、せっかくの感動モノ(と言われている作品)も私が観るとただの「物語」になってしまう。
先週放送終了したNHK木曜時代劇『銀二貫』ではそんな私の性は覆され、最終話ではボロ泣きにまで追い込まれた。ドラマで笑ったりじーんと来たことって多分無かった。終わっちまった悲しみで胸がいっぱいでもう一度観直そうかとまで考えている。
ここまで夢中になったのは本当に久々だからその記念として原作を購入。しかも作者のサイン入りであることが購入後に発覚…!
時代小説は中学生の頃から好きだったがこれは特に読み易い。
エンドロールで登場するわんこに会うのが楽しみだった。
日本史の図説や天満天神繁昌亭で買ったなにわ言葉帖、『えどたん』(江戸文化歴史学会編 2007)、『江戸三百藩』(山本明著 西東社 2011)を片手に当時の経済事情を覗いてみたり「(作中の)苗村藩ってひょっとして美濃国苗木藩がモデル?」とか勝手に分析する時間が楽しかった。
なにわも関西も興味深い。
地中深くに眠っていた日本史熱に火がついた。
- 感想投稿日 : 2022年9月15日
- 読了日 : 2015年9月8日
- 本棚登録日 : 2015年9月8日
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