「ことはじめ」よりも実際に作りたいと思っている人向けに書いてある。
流れがわかりやすく、俳号をつけてから型で俳句を作っていくのだけど、これがものすごく簡単で、俳句初心者が抵抗なく作っていけるものになっている。
夏井先生の講座を受けているような感覚で読める。
とにかくたくさん詠むこと。
実際に作り始めると、俳句を作っていた以前とは、自分の日常との向き合い方が変わったような気がする。
気だるい朝すらも俳句の題材となり、心の特効薬的な役割を果たしている。
初心者あるあるな失敗からもたくさんのことが学べ、自分の俳句の点検にも応用できる。
なるほど、だからこれがダメなんだなぁと納得できる。
そしてさらにステップアップしたい人向けのステージも紹介されていて至れり尽くせりであった。
俳句を作る視点で理解できると、これまでの俳句作品の楽しみ方も理解できる。
新しい世界が広がっていく楽しみができた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月25日
- 読了日 : 2021年4月25日
- 本棚登録日 : 2021年3月8日
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