句を読むということを通して、俳句作りも上達する!というお話。
私も国語の先生として、俳句を読ませることがあります。そんなときに参考になる本はないかなぁと探してみますが、作品として鑑賞する目的の本はあまり見つからず…そもそも俳句関連の本が本屋に少なく…という状況だったので、こんな本が読みたかったんだよなぁとありがたく思いました。
特に興味深いのは、助詞の話。
十七音の制約がある俳句だからこそ、助詞一つでこんなに印象が変わるんだなと感動しました。
解釈から鑑賞というのもわかりやすい。
作る楽しみと、読み楽しみを教えられました。
夏井先生の本はいつもわかりやすく、すぐに試したくなることばかり書いてあります。
この本も例に漏れず、俳句を読みたい、覚えたいという気持ちにさせてくれました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月4日
- 読了日 : 2023年2月4日
- 本棚登録日 : 2023年2月4日
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