『わたしは死を左のポケットに入れて持ち歩いている。そいつを取り出して、話しかけてみる。「やあベイビー、どうしてる?」』
この文章にしびれて読んでみた、C.ブコウスキーの晩年の日記。
競馬好きで口が悪い頑固者、こんな老人が近くにいたら絶対近づきたくないけど、彼の書く文章はなかなかおもしろい。彼の普段の生活についてよりも、彼が普段どんなことを考えているのかがよくわかる日記。文章を書くことについて、自分の老いについて、競馬について、パソコンについて、他の作家たちについてetc.
読書状況:読み終わった
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本【海外】
- 感想投稿日 : 2013年11月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年10月6日
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