ロボット・イン・ザ・ガーデン (小学館文庫 イ 2-1)

  • 小学館 (2016年6月7日発売)
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ベンとタングは奇跡的な素晴らしい出会いをした。なぜか惹かれ合う恋愛のようでもあり、一緒に遊び学ぶクラスメイトのようでもあり、相手を放っておけない親子のようでもあり、とにかくお互いにとって欠かせない存在になった。人間とロボットという間で。
タングは小さな男の子みたいで手がかかるけど可愛らしい。世の小さな子がいる母親なら毎日のように嫌というほど、目にしている光景なのかも。小さな子の「なんで?」「どうして?」「やだ」は、面倒でもほっこりするところがあるけど、大人から聞かされると面倒なだけだ。でも、そうわかりながら言える人は素直な人なのかもしれないなぁ。
ベンとタングの物語はすごく面白かったんだけど、ベンとエイミーの元の鞘に戻る流れはなぁ、ハッピーエンドなのかもしれないけど、離婚しなければロジャーとの関係もなかっなわけたしベンも傷つかなかったのにと思う。男と女の話になると途端によくわからない。
映画になるのが楽しみだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年7月29日
読了日 : 2017年7月27日
本棚登録日 : 2017年7月23日

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